シンプルワイズ 5つの心がけ

5つの心がけ

SimpleWize(シンプルワイズ)は「シンプルにかしこく生きること」を一言で表すために考えた造語です。シンプルワイズな〇〇とか、シンプルワイズに〇✕△するという使い方をしています。

シンプルワイズのための心がけが5つあります。そんな当たり前のことと思われるかもしれませんし、それは違うんじゃないかという人もいるかもしれません。一部でも共感していただけたら書き綴っている甲斐があります。

 

1.ストレスを最小限にする3つの「しない」

頑張らない・我慢しない・無理しない

「頑張らない、我慢しない、無理しない」

自分の考えに反して行動するとストレスが発生します。3つの「しない」は、発生したストレスに対しての抵抗力や、ストレスを受けた後の回復力をつけるための心がけではありません。ストレスを最小限にするための心がけです。

「頑張らない」は自分の考えや行動に固執しない、「我慢しない」は自分の考えや行動と違う時は意思表示する、「無理しない」は自分の考えに反して行動しなければならないときは最小限の妥協をするようにしています。

このような考えは集団生活には馴染まず我儘だと思われることもあります。また、反対にことなかれ主義で自律していないと思われることもあります。いずれにせよストレスが発生する個人や集団との関わりを最小限にしています。

 

2.生きていくのに必要な3つの「エネルギー」

「食料エネルギー・熱エネルギー・情報エネルギー」

ここでいうエネルギーとは物理学でいう物質がもつ仕事を行う能力という意味ではなく、人間が考え行動する原動力という意味です。肉体的・精神的・心理的に働きかける活力(バイタリティ)の源泉です。

食料エネルギーは栄養と味覚への刺激が活力になります。熱エネルギーは人間の活動環境を向上させます。現実的にはこの2つのエネルギーの確保が食料問題とエネルギー問題として世界的な課題となっています。

3つめの情報エネルギーは人間が進化し社会が発展する源となり、科学の進歩に大きく貢献しています。食料エネルギーと熱エネルギーと同様に人間社会の未来にとって重要なエネルギーです。

 

3.お金より大切な3つの「間」

「時間・空間・人間(関係)」

教育学者の森信三氏は「生きとして生けるものは、時間、空間、人間の三間を離れてこの世に存在することはない」とし、「時を守り、場を清め、礼を正す」という職場再建の三原則を残しています。

小学生のころに「お金より大切なもの・ことは?」と聞かれたとき、私は「時間」と答えていました。中学に入るころには「場所」が加わり、高校では「人間関係」が加わりました。そこはかとなく昭和の道徳教育で影響を受けたのかもしれません。

振り返ってみれば、人生の転換期には「時間・場所・人間関係」すなわち「時間・空間・人間」の影響を受けていたことをあらためて思い出しました。人生後半戦を考える上でもこの3つは大切にしていきたいと思います。

 

4.人生の基本となる3つの「集合」

仕事・生活・健康

「仕事・生活・健康」

ベン図は2つの円を重ね合わせた図が代表的で、対象となる集合の関係を表します。例えば「仕事」と「生活」をベン図で表すと、重複する部分と重複しない部分でワーク・ライフ・バランスを考える図などに用いられています。

持病のある私は「仕事」と「生活」に「健康」を加えて考えています。人生後半戦は加齢によって健康が脅かされることも多くなります。体調の不良はなくても体力の衰えは誰しも感じるようになります。

人生後半戦は仕事と生活だけでなく、健康を加えた3つの集合のバランスを人生前半戦以上に考えなければなりません。これからの高齢社会は3つのバランスを高齢者自身が考える必要があります。高齢者福祉に頼りきってはいられないのが現実です。

 

5.論理的に考えるための3つの思考法

マトリックス・ツリー・フロー

「マトリックス思考・ツリー思考・フロー思考」

ここでいう「論理的に考える」とは本格的な論理的思考ではありません。順番に考えることを意味します。複雑なことを分解してやさしく考え、誰もが同じ理解を行うための思考法です。1つだけ注意しなければならないのは正解を求めてはいけないということです。

マトリックス思考はグラフの縦軸と横軸で分けた4つの範囲でそれぞれ考える方法が基本になります。ツリー思考は一本の幹から枝分かれするように分類する考え方で、トップダウンとボトムアップがあります。

フロー思考はマトリックス思考やツリー思考で分類した要素に順番があるときに矢印で繋げながら考える方法です。特に時系列で考える場合に使います。3つの思考法は複数のメンバーで考えるよりも1人で考えるときに適しています。

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シンプルワイズの5つの心がけを簡単に紹介しました。5つの心がけはひとつひとつ単独で考えるのではなく、いくつかの心がけを組み合わせながら考える必要があります。

複数の項目を同時に考えると複雑になりますので、このブログでは「仕事・生活・健康」をカテゴリーとして分類し、それ以外の心がけをタグ付けをして分類します。

同じ項目でも「仕事」に分類するときもあれば「生活」に分類するときもあります。例えば人間関係であれば、仕事での人間関係と生活での人間関係は異なります。上司や同僚、取引先との人間関係は、カテゴリーが「仕事」、タグが「人間関係」となります。

それぞれの記事ではテーマを絞って綴っていきたいと思います。

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人生後半戦がいつから始まりいつ終わるかは人によって違いますし、考え方もいろいろあります。もし考えが違うと思えば読み飛ばしてください。貴重な時間を自分のために使うのが一番です。

 

S W
人生後半戦は突然終わるかもしれません。このブログもいつ終わるかわかりませんが、一読していただけることを願っています。
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