正月に思う ~ 波乱の幕開け、昭和世代の訃報、されど連休11回!!

新年早々、ビックリすることばかりの幕開けとなりました

人生後半ともなれば、なかなか家族そろって、親戚一同そろって新年を祝うということはなくなってきた。新型コロナで途絶えた慣習の一つに新年の挨拶まわりがある。今年もほとんどない。

それはそれで気遣いすることもなくよいのだが、それにしても静かな正月になるはずだった。ところが元日に能登半島地震、2日には羽田で航空機衝突事故ととんでもない新年の幕開とになった。

そうかと思えば、篠山紀信の訃報に触れたかと思えば、年末には八代亜紀、坂田利夫、中村メイコと懐かしい昭和の有名人が帰らぬ人となっていたとは、、、昭和世代が静かに終わりを告げている。(敬称略)

また、年賀状は20年近くやり取りを行っていないのだが、今年はまだ年賀状づきあいを怠っていない友人から、同年代の友人が鬼籍に入ったとメールで知らせが届いた。

自分も持病持ちなので、こんなに長生きすると思っていなかったのだが、人生後半ともなればもう会えない友人知人が増えていくのも仕方ない。今年の正月は、自分の寿命をひしひしと感じてしまった。

 

正月には、映画三昧、読書三昧、喰って飲んで暮らしたものだが

 

正月と言えば、個人的な恒例行事として、古くはビデオ、少し前はDVD、今はネットで、見損なっていたドラマや映画を見るのが常だった。そして読みためていた本を10冊ぐらい一気読みしていた。

それから、「一年の計は元旦にあり」と1日がかりで年間計画を立てるのも楽しみだった。今年はカレンダーのつながりがよく、12月29日から1月8日までの11連休にした。

今年は幸いにして、私の住む札幌は雪が少ない。これは大変ありがたいことで、どんなに連休が続いても雪かきでつぶれてしまってはなんの有難みもないのだ。今年はたっぷり時間があると思っていた。

ところがだ、酒は持病のために飲めないし、減塩生活をしているのでおせち料理も雑煮もわずかしか食べられない。年末に戴いたクッキーと、これまた戴きものの蜜柑で口寂しいのをまぎらわしていた。

北海道ではおせち料理を大晦日から食べるが、クリスマスで食べて、大晦日で食べてと、食べ過ぎである。松の内が終わり、七草粥で〆るよりも、胃腸を休めた方がいいに決まってる。

 

時代が変われば、風情も変わる ~ 映画も読書もタブレットで

 

話がそれたので元に戻す。ネットで映画とドラマを見ようと思ったが、見たいものがない。いつでも見れるので正月の楽しみとっておかずに、すでに見てしまっていたのだ。

本を読もうと思えば、字が小さい紙の本は読む気にならない。Kindleで文字を大きくして読もうとも思ったのだが、今年はAudibleを10本ほど聞いた。

実際には2度聞きした本?もあるので、かなりの時間をAudibleに費やしたことになる。聞きながら持ち合わせた紙の本を読むと、読むスピードも速くなった気がするし、覚えもよくなったような気がする。

AmazonもKindleとAudibleの抱き合わせで販売してくれればよいのにと思った正月だった。これが言いたかったのだ。同一の作品をマルチメディアで提供してくれる日もそのうちやってくるだろう。

 

それでも一年の計は元旦にありで、またビックリ!!

 

最後に、今年の計画を立ててみてわかったことがある。

「今年は連休が多いのだ」

正月はさておき、3連休が11回もある。裏を返せば、3連休を避ければ土日でも予約しやすいかもしれない。もっともインバウンドが好むような観光地やホテルはいつ行っても同じかもしれないが。

あ、2月は29日まであるんだ・・

 

ダイヤモンド・オンライン

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