メタ思考モデルとは

メタ思考モデルの全体図。インサイトパス領域、思考プロセス領域、行動プロセス領域、記憶中枢領域という4つの領域の相互関係を示す図解。

メタ思考モデルとは

メタ思考モデルとは

人間の思考モデルは「思考→記憶→行動」と外部的には位置づけられ、内部的には「入力→処理→出力」と一般的に表されます。いずれも三段論法の直線的モデルですが、すべての思考がこのモデルに該当するわけではありません。一歩下がって見直すと思考の前後、入力と出力の前後には別の段階があることがわかります。この一歩下がるという視点の変化が「メタ」を表します。

「メタ」とは「包含する、より大きな枠組み」の意味なのですが、学術的、論理的には「高次の、超越した」と意味で使われています。「メタ認知」のように使うときには客観的と同じ意味で使われることもあります。「メタ思考」とは単純化した直線的な思考を、より大きな枠組みで捉えたものが「メタ思考モデル」です。

4つの領域とは

「思考」は「思う、考える、行う、覚える」に分けられます。「思う」とは言葉にならないことから、言葉で表すことまで含めて、心や頭の中に思い浮かべる状態です。「考える」とは断片的な「思う」を、選択し、組み立て、表現可能な状態にすることを指します。「思考」はこの2つの組み合わせです。

本サイトでは、さらに「行う」も思考の一部としています。「行う」は身体的な活動を意味しますので、話す、表情に出す、身体的に動かすなど広範にわたり、思ったこと、考えたことの表現となります。「覚える」は思ったこと、考えたことを保管、保存することであり、厳密には覚える、思い出す、忘れるも「覚える」の一部としています。

これらの全体的な関係性を領域として表したのが、「思う」が「インサイトパス領域」、「考える」が「思考プロセス領域」、「行う」が「行動プロセス領域」、「覚える」が「記憶中枢領域」となります。これらの「領域」は物理的な身体の一部を指すのではなく、概念的な領域を表します。

「SimpleWize」とは

「SimpleWize」はSimpleとWise(Wize)を合わせた造語です。「シンプル」とは「簡単に、わかりやすく」ではなく「何を削ぐか」を、「かしこく」は「頭を働かせ、賢明に」ではなく「何を残すか」を模索しました。思考モデルをメタ視点でとらえるために、複雑で難解な仕組みにならないように「シンプルに、かしこく」を踏まえてモデル設計を行いました。

「シンプルに考える」と「シンプルワイズに考える」とでは何が違うのでしょうか。「メタ思考モデル」の設計は「シンプルに、かしこく」を実現しましたが、そのひとつひとつの説明を理解するためには、簡単ではありませんし、わかりやすいだけでもありません。もし、次のようなことに関心があれば、メタ思考モデル「SimpleWize」を読み進めてみてはどうでしょうか。

1.考えるのは苦手、難しいのは嫌い、理性より感性や感覚が大切、学校の勉強が嫌い(だった)、でも思考は必要だと思う

2.仕事をするのが苦手、自分に合った仕事がない、仕事はお金のため、仕事のために勉強する気になれない、でも思考は必要だと思う

3.仕事よりも自分の時間が大切、生活はときどき贅沢できればいい、生活上の人間関係は大切にしたい、生活でも努力して考えるのはいやだ、でも思考は必要だと思う

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